手間暇 AS TIME GOES BY

久しぶりにブルースのアルバムを聴いてる。

バディ・ガイ、 ライトニン・ホプキンス、 ハウンドドッグ・テイラー、and more。

MP3やCDではなくてヴィニール盤をターンテーブルに載せて。

さすがに真空管アンプは発熱が凄まじく狭い我が家では苦しい、省エネも兼ねて
デジタルアンプにコンバートした。
硬いかな?でもブライトでクリアな感じが悪くない。
静電気や埃のノイズまで元気良いのが玉に傷。


デジタルというけれど、それはアンプ内部の話で、ターンテーブル→フォノイコライザ−
→アンプ→スピーカーという、前時代的な機器の組み合わせ。

イマドキ感、イマサラ感、たっぷり。


ジャケットからヴィニール盤を出し、埃を拭いてテーブルに載せ、溝に針を下ろしてから
予め下げていたヴォリュームを上げる。

MP3などからすると恐ろしく手間のかかる音出し。

しかも、ヴィニール盤の片面(A面とかB面なんて知らない人の方が増えたかも)は15分
もないアルバムだって少なくない。

コーヒー淹れて、軽めの小説か写真集でも手にとって腰を降ろすころには片面のラストナ
ンバーなんてことも。


手間だけでなく暇じゃないと音楽も聴けない。
それと、音楽に対する渇望、情熱?


そんな時の流れに居たことがあったのだ。

アース ダイナーやBYGでバイトしていたころ、アナログプレイヤーの音が途切れないよう
に仕事した。よく失敗したけれど、決して苦にならなかった一連の作業。
傷つきやすく、壊れやすいヴィニール盤の扱いはデリケート。出来る限り丁寧に扱った。

今やヴィニール盤は文化遺産だ。
といっても売られている値段は二束三文、それ以下かもしれない価格のものも多いけど。
マーケットが小さいのだから仕方ない。
古レコード屋巡り、中古盤レア盤祭りとかの催事に出かけて隅々まで探すことに時間と小
遣いを費やした夏休み。
古本もそうだけど今やアマゾンやヤフオク、各店や個人の所蔵がネットで探せる、手に入る。

いや、ヴィニールやCDでなくデータとして手に入るし、所有するまでも無い。
クラウドってやつ。


手間暇かけることを厭わないのが日本人の美徳・文化的価値だと思っていたのだけど、
それも昭和世代あたりで終わりだろうか?

アメリカでは2011年レコードの売上がUPする見込みらしいと聞くけど。

AS TIME GOES BY

変わらず好きでいれたらいいな、流されず好きでいれたら。

手間暇と言えば、バイクも手間暇かかる楽しみの一つ。
ヤマハSR400 インジェクション版、あれ、イイね。
開発陣がしっかり手間暇かけて良いバイクとして現代に問う意義あるモデルとなったと
思う。静かで、パワー感あって、どこまでも乗って行きたくなる感じ。
もし新しいバイクを買うならKTMかSRかな。

でも、それには渇望と情熱、それに体力も養っておかないと。
自分の健康にこそ手間暇かけないと、だな。
エイミーワインハウス、27クラブ入り。
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by fuji69fes | 2011-07-25 20:59 | more about ...
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