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祝!

雅叙園に行ってきました。

本日挙式されましたしんうらやす整骨院の有島先生の披露宴と二次会です。
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新朗有島先生とは僕が以前お手伝いさせていただいた江戸川区の整骨院からのお付き
合い。やさしく、辛抱強いその性格は患者さんからの信頼が厚く、時に見せるやんちゃな
側面は弟のように可愛い、とても魅力的な男です。
それに、年上ながらわがままな僕を理解してくれる大きな心を持つ漢でもあります。

新婦沙紀さんはその整骨院および母体の整形外科の受付業務を当時から担当されてい
ましたのでやはり、良く知っていた方です。
バタバタしてばかりの治療家たちのペースに巻き込まれることなく煩雑な業務をテキパキ
とこなし、患者さんへの気配りができる非常に能力の高い女性です。
今現在は市ヶ谷の某整形外科で受付業務をテキパキこなし混乱しがちな医療の現場を
支える日々。


そんなお二人の披露宴、雅叙園という豪華絢爛なイメージの式場においても、いつも患者
さんになにかできることはないかと手を差し伸べるやさしい人柄が伝わる、優しく穏やかな
宴でした。


目黒といえば・・・以前「江戸五色不動」の話をちょっと書いたことがありますが、五色の黒
は五臓では腎になります。
東洋医学でいう“腎”とは、腎臓のみならず副腎、生殖器、脳、生体調整ホルモンを分泌
する器官なども指すのですが、臓器そのものを表しているのではなく、これらを司る機能
(はたらき)を表した概念です。

これが弱った状態を表す言葉に腎虚というのがありますが、イメージとしては生命力に欠
ける人、よわよわしい状態です。
足腰が弱いとかも腎虚のイメージです。

腎がしっかりしていると健康のバランスが崩れても回復は難しくありません。

つまり腎というのは生命力と思っていただくのが良いですね。


この地に目黒を配置したということは、江戸の生命力の源とされたのでは?とこじつけて
みたりするのですが、駅前からして良い土地ですね。坂も多いから足腰も自然と鍛えら
れます?

この生命力を担う目黒という地で挙式された有島先生、沙紀さんのお二人はここで得た
力強い生命力を内に秘めつつ、優しさという形でまわりの人々に光を振りまいてくれるで
しょう。



なんて書いてきましたが、新婦紗沙紀さんは栄養士さんでもあります。
こじつけついでに食べ物の話を。

腎に良い食べ物というのがありまして、これもまた黒が関係してます。
黒大豆とかそれに黒ゴマ、これも黒大豆と同じように色が黒いのが腎に良いとされます。

ゴマには、ゴマ特有のゴマリグナン(セサミン、セサミノール、セサモールなど)やビタミン
Eなどの抗酸化成分が豊富に含まれていますからね。
人体の老化・病気の約90%の原因は、活性酸素による、いわば人体のサビが原因と言
われます。ゴマなどの抗酸化作用はこのサビ防止に役立つことでしょう。

そうそう、ゴマの抗酸化成分は火を通すことにより、分子が小さくなり人体への吸収率が
高まります。炒りゴマが良いですね。

ゴマの栄養素は、油脂が約半分(オレイン酸40%、リノール酸10%)。

タンパク質では、メチオニン、トリプトファンが豊富です。
トリプトファンは睡眠ホルモン、セロトニン(不足は鬱を招くとされます)などの原料になる
必須アミノ酸ですね。健やかなこころとからだに大切です。

カルシウムは、チーズの2倍、牛乳の11倍ほどといわれます。乳製品より素晴らしい値
です。

ゴマリグナン類(セサミン・セサミノール・セサモール)は約1%です。

セサミンの働きは、特に肝臓で発生する活性酸素を効果的に効率的に除去するそうで、
東洋医学でいう「肝の母は腎」という相生関係にも合致しますから肝機能を保護したり、
発ガン抑制に期待できるばかりでなく漢方としても肝の気の不足「肝虚」にも有効な食
材と言えそうです。

中薬大辞典では、ゴマは「肝腎を補い、五臓を潤す」とも記されています。

肝の症状には、しみ・於血などがありますが、現代栄養学からみてもしみ、しわなどの
皮膚の老化防止にも働きますし、解毒作用を担う肝臓の機能が高まれば、アルコール
などの分解作用も増大し、当然二日酔いにも効果的でしょう。それとイライラ気分も肝
ですから気分を落ち着かせるときにも。


おそらく、二次会で悪ふざけしすぎた僕たちのせいで新朗有島先生は悪酔いしてます
から明日の朝食には新妻沙紀さんが黒ゴマを食卓に並べてくれることでしょう。
二日酔い(新朗)とそのことに対するイライラ気分(新婦)は黒ゴマで対処してくださいね。
と悪ふざけをごまかしてみたのですが、ダメですかね?

末永くお幸せに!
by fuji69fes | 2010-09-19 23:09 | more about ...
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