友、仲間、人づきあい

治療の回数が進んで、少し打ち解けてきたかなと思えるとき、若しくは初回でも
必要を感じたら家族関係、友人関係を患者さんに尋ねたりします。
今現在でも、過去でも良いのですけど。

病の種類に関わらず「心の支え」があるか知りたいのです。


もちろん、心の支えは人間関係に限らなくてもいいので「仕事」「趣味」「ペット」
などについてその方の思いを聞けるときもあり、そんな時は興味深く拝聴します。

孤高の人生を歩まれている方も少なからずいらっしゃるのでその力強さに感嘆
したりします。


先日のの朝日新聞(なんだか週刊誌ぽくなってこの数年は適当に目を通すだけ
)の天声人語(これだけはいつも目を通します)に友人の作り方がわからないとい
う若い世代についての記述がありました。

いくつかの大学が友達づくりの手助けを始めたとか。

友達はいないよりはいた方が良いです。友達とまでいかなくとも仲間とか。
一人で生きるのは結構しんどいかな、たぶん。

でも、友達、仲間に値するか否かの判断は人から手助けされて決めるものじゃな
いし、今現在友人、仲間として付き合っても相手も自分自身も変化していくもの。
孤独は孤独で必要だと思います。

友達がいないこと、また失うことも、自分自身を成長させることにつながったりしま
すしね。

孤高の人とはいかなくとも、己を曲げて迎合することも無いかと思います。

僕の患者さんには迎合しない人多くてね、皆さんそこは素敵な程頑固です。
愛すべき患者さん達に拍手!





それとは別に・・・、人付き合いをしなくなることとは違うののは避けたいところでは
あります。

かく言う僕も本とか音楽だけ相手にして人と関わることを必要最低限にして避けて
いた時期があります。
煩わしいというか、人が怖い時期がありました。

20代半ば、その頃は営業の仕事していたのですが(笑)


そんな時、高校時代の友人とたまたま電話で話をする機会があり、自分のにっちも
さっちも行かない状況を言葉に詰まりながら話したんだと思います。

友人は大学でインド哲学を専攻したあと新聞記者になっていたのですが、当時の僕
の不甲斐ない状況に呆れるでもなく、激を飛ばす訳でもなく…こちらが尋ねた「今も
ギター弾いてるのか」「仕事は面白いのか」なんて質問に答えてくれていたような…。


その電話が繋がった数日後、彼から一通のハガキが届きました。

「今の君はもっと人と関わるべきだと思う」

そんなふうなことが書かれていました。

とにかく人とできるだけ関わりたくないと感じていた僕には、ちょっとキツイ、そして、
理解しようにも実感し難い彼からのアドバイス。
なかなか、受け止めることができませんでした。

しかし、彼と高校時代から20代のはじめまで縁あって刺激ある友として彼を認めて
いた僕、彼が一足先に辿りついているであろう場所から僕にアドバイスをくれたのだ
と思えば、その言葉を不要なものとしては扱えなくて・・・

まあ、理解に努め、実現するには「ムリムリ」と喘ぎながらこころの片隅に置こうとは
努力しました(笑)

10数年会ってないし、その後も風のたよりに彼の今を聞くだけで会ってないのです
が、少ない友達の一人であったし、今でも友と呼んでおきたい存在です。

かつての友、仲間、恋人、パートナー、師などが差し伸べてくれた気持ちがあって、今
ごろなんとか応えようともがいている自分がいるというのは恥ずかしながらも自分の
変化を嬉しく思えたりします。
今は年下の仲間も増え、若い世代から学ぶことも多くなってきました。
友人と呼ぶには、こちらがというより年下の彼らがどう捉えているのか計りかねるの
で仲間と思っていますが、互いに刺激し合える関係はこの先も続くと良いなと思い
ます。

さて、明日は今現在の治療家仲間の一人、A先生の結婚式に出席ですのでしんう
らやす整骨院・藤井はりきゅう治療室共に休診です。

20日は朝から診療してます。
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by fuji69fes | 2010-09-18 22:59 | more about ...
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