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boys&girls

昨夜仕事の後に高校時代の同級生の結婚式二次会に参加。

場所はこれまた同級生が構える西麻布笄町salon。
新郎の人徳というか、人懐っこいキャラに会いたくて皆集う。
会場は同窓会状態。

内科医の新郎はキャラだけでなく肌艶の良さまで当時のまま。
看護師でいらっしゃる新婦は元気いっぱいでさすがは医療の担い手カップル。
セルフケアが行き届いている様子。

担任の先生にも5年ぶりにお会いした。
ビートミュージックが好きという先生の英語の授業では文法やテクニック的
なことは何一つ聞いてなかったのだけど雑談での「Rolling stone gathers
no moss.」
だけは何故か覚えている。




転がる石に苔は無し

度々転居したり商売を変える人は金がたまらない、というのが原義。
あ、今の僕のことか。

でもミック・ジャガーが大好きと言った先生は、「苔がむすこと」を沈滞の
意味に解釈し、忙しく身を動かしているとか、仕事を次々に変えて少しでも
良い条件を求めなければ立身出世は望めない、というまったく逆の意味の解
釈も教えてくれた。
僕はその意味では常に転がり続けて苔むすことないと思う。

先生自身、教師の職を辞された後、大学へ入り直しサンスクリットを勉強し
ているとのことで人間いつでも好奇心と学ぶ姿勢を保つことが大切だなぁと
思った次第。
いや、あの顔ぶれの中で僕が一番勉強してなかったから説得力ないか。
先生の頭もNogatherですね、いえ、中身のことです。

通った都立高校は三年間クラス替えも無いスタイル、担任も変わらない。
振り返ると当時の僕は自意識の固まりで引っ込み思案だったからうまく馴染
めなかったと思っている。
でも昨夜のように集まると、そのクラス、あの担任の先生でよかったなぁと
思う。時の流れは不思議なものだ。

一人暮らししていたアパートで僕が寝そべって本を読んでいると先生がやっ
て来て「おい、藤井!午後からでも学校へ来ないと進級させられないぞ」と
言われたのを思い出した。
卒後一年ブラブラしてたまたま受けた大学に滑り込み、卒業証明書貰いに言
ったときは「えっ?大学受かったのか?」とマジ顔で言われたのだけど先生お
ぼえてないてしょうね。

しかし、皆変わらない。

同級生だから当たり前だけど皆僕と同じ40歳なわけだ。まだ39歳もいたね。

男性陣は僕も含め、相変わらず子供っぽい。
改めて見回すとなかなかの男前揃いだ。
部下や後輩、子供の面倒見が良さそうだ。
優しき男達。

女性陣、実は「美容鍼でもどう?」なんてネタを冗談半分で用意していたの
だけど話す機会が無かった。
皆変わってないどころか輝き増しててビックリ。
女子力UPし続けているよう。
美しき才女達。
ああ、高校時代もっとクラスに溶け込んでいれば良かったと後悔。

「最近調子くて」と話あれば治療の話でもしようかと思った僕が浅かった。
治療の話は10年、いや20年後の同窓会で十分でしょう。
それまで僕も勉強続けて進化し続けるとしよう。
進化する不惑のboys&girls、僕たちなら簡単でしょ。


by fuji69fes | 2010-03-23 22:08 | more about ...
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