道標

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今日は火曜日。

藤井はりきゅう整体治療室の定休日です。

休みの日はバイクでツーリングに出かけたり、河原で釣竿振ったり、小さな山にハイキングに出かけたり、…したいのです。

今年夏前あたりからなんだか忙しくなってきて、休みの日の実際は…

部屋の片付け、タオル、治療着替えなどの洗濯、カルテ見返し治療内容のチェック、交通事故の患者様の保険会社とのやりとり、生活保護の方の役所に出す書類書き、そんな雑事に費やしたり。

また、どうしても他の曜日では治療時間を確保できない患者様からの依頼などもあり、治療させていただいたりということもあります。

先々週、先週、そして今日もそんな火曜日。
今、中野で新しい美容鍼の患者様3名様の往診を終え、浦安市舞浜の患者様2名様の治療に向かう地下鉄の中で久しぶりにブログを書いてます。


そんなこんなでこの3週間休み無く、患者様に鍼を打たない日は1日もありませんでした。


話は変わりますが、僕の治療室の物置や患者様の目に触れない部屋には日の目を見ないモノが詰め込まれてます。

先月買ってから10㎞も走ってないランニングシューズ。

夏前に買い、一度も水に浸かってないルアー、ロッド、ライン。

今年こそは弾けるように練習しようと弦を張り替えたエレキギター、スピーカーを交換した真空管アンプ。そしてギター教則本。
弟が遺したベースと共に部屋の片隅に静かに佇んでる。

晩秋の山へと買い求めながら一度も外に持ち出したことのないイスカのダウンシュラフ。


雨の日に履いたことないゴアテックス内蔵のブーツ。

いっこうにアタリの出ないリゾルテのデニム。

去年整備したオフロードバイク、土上を走るためのブロックタイヤはアスファルトしか走ってないし、春にオイル交換・タイヤ履き替えたスポーツスターはその後500㎞しか走ってない。


患者様達に「考えてばかりで、実践しないのは意味ないですよぉ。さっさと行動に移しちゃいましょ。見る前に跳べ、です」なんて言ってる割には自分は準備万端ながらも実践に移せず…。

ダメ。ダメです。


…ですがね、先に書いたように毎日患者様に鍼を打っている。

これは僕の夢のひとつが実現しているのかもしれません。

鍼灸師となって、整形外科、整骨院などに勤務しつつ、「先生、鍼打ってちょうだい」って毎日のように言われる日々を夢見てました。

勤務先で自分の考えで鍼治療をしたくとも鍼以外のことをやらなければならない、自分の考えで鍼を打ち治療していても上から「そんなに時間かけるな」と古典に基づいた治療を受け入れて貰えないどころか売上と効率を求められた日々。

患者様への説明にも時間割けず、せっかくの鍼治療を続けて貰えないことも多々ありました。

土日を除けば朝から晩まで患者様でいっぱいということは無いですが、あたらしい患者様、今までとは違う症状の患者様、なかなか改善しない患者様、などなどいつも通りいっぺんではない治療を求められるので空き時間に釣道具やギターを触ることもせずに治療について書かれている本を読んでます。

それが冒頭の写真の本。
15年ほど前、学生のころに鍼灸学校の東洋医学概論の講師であった妻の従姉妹に頂いた本。

実は写真のものは二冊目で一冊目はボロボロになって背表紙から頁が落ちるようになった為6年前に買い直したもの。

線引き、書き込みなど余りに汚くて中は誰にも見せられない。


手に入れながらいっこうに日の目を見ないモノがある一方でこの本は何度も何度も読み返してる。


時々他の治療法に目が行き浮気しながらも結局ここに帰ってくる。

ボロボロになればなるだけ確実に僕の道しるべとなるコーランのような存在。
実践の書、です。
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by fuji69fes | 2014-10-07 12:37 | 治療室より
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