この時期、寒くなってくるので調子を大きく崩してしまう患者さんが多い。
冬季うつとか、季節性情動障害とか言われるけど、ゆっくり出来ない世の中
だからかな。
「絶えず活動的なことが良しとされる雰囲気は好きでない」
「養鶏場の鳥みたいでヤダ」
と言っていた患者さんがいたけど。
冬眠出来たらいいのにね。
でもやりたいことがあれば「活動的になれた方がいいな」と思うでしょうね。
部屋の中で生活してただでさえ太陽の光を浴びることが少ないうえに、日照
時間が減ってくるこの時期、防寒してできるだけ外へ出てもらいたいもの。
陽ざしを浴びるといいことがあります。
セロトニンなどの神経間伝達物質のバランスを整えてくれる。
鶏と違って夜はしっかり電気を消せば眠れるようになるから大丈夫。
散歩などで体を動かし、バランス良い食事、いいリズムが出来てくるとこの先
「この調子が続きそう」って自信がついてきます。