気圧と体調

たとえば昨日から今日にかけて。

気圧の谷が通り過ぎ、晴れになる訳ですが、昨日はどうもおもわしくない体調だった
のが今朝は目覚めが良かったりした人も少なくないはず。

≪人間は自然の一部、環境因子でからだは変調します≫
気圧の変化は酸素濃度の変化なのですが、低気圧では大気中の酸素濃度が薄くなりま
す。(高気圧はその逆)
クルマやバイクのエンジンも気圧で調子が変わりますよね。酸素量の変化が影響する
ためです。(古い気化装置の場合ですけど)


 気圧が低いと次のような症状が出やすいです。

    ○頭痛(頭が重い、鈍痛、頭を振ると痛い)
    ○睡眠不足(寝られない、よく目が覚める、熟睡しない)
    ○食欲がない
    ○吐き気
    ○お腹にガスがたまりやすい
    ○むくみがでる
    ○胸部の圧迫感


これらの症状を訴える患者さんが結構いらっしゃるのですが、本人は抗精神薬・安定
剤の類を服用していてこころの問題として病症を捉えていることがあります。

じつは、上にあげた7つの症状は高山病(前段階)の代表的な症状なのですけどね。

程度はまちまちですが、低気圧が近づいてくると心も体もだるく、無気力に。高気圧
が覆うとなんだかやる気が出てくる人多いですよね。
これは低気圧は同じ自律神経でも心身をリラックスにもっていく副交感神経優位に、
高気圧は心身を活動的にする交感神経を優位にするからです。

副交感神経は血管を拡張させ血圧を下げますが、その反応が急激だったり過剰気味
になる(ココがポイント)と血管が開き過ぎて低血圧、血行不良を起こしリラックスを通り
こして体がだるく、無気力を起こしたり。


≪対策≫
酸素バーなるものが数年前に話題になったりしましたが、酸素チャージャーで体調が
楽になる人もいますね。
根本的には体を動かして、筋力をつける、心肺機能を向上させるということも必要かも
しれませんが、姿勢を正したり、胸部・首・肩・背中を緩めることでずーっとラクになる
こともあります。
すぐに運動する習慣を身につけるのは大変ですが、ストレッチやマッサージ、整体、鍼
灸治療を受けつつステップアップしてくと実感し易いので自ら運動を始めることのハード
ルを低く感じれる人も多いです。


≪東洋医学的観点≫
低酸素状態になっているのかな…と思いながら東洋医学的診ようと肺の気が虚してい
ないか脈・腹をチェックしてみるのですが脾・肺の虚がある人が多いですね。

≪こころ と からだ≫
よくよく伺うと脾が虚す原因がメンタル面にある人も多いです。
ストレスで食欲に変化が起き、体内を滋養する食がおろそかになっていたりすると生活
習慣のチェックも含めて早めに対処したいですね。

≪自律神経の調節≫
こころのトラブルが原因だとしても、からだの変化は自律神経の変調ですから、自律神
経が調整できてくると症状も大抵は落ち着きます。

≪おすすめ≫
鍼灸治療も効果的です。
ご近所やお知り合いなどで情報を探して積極的に治療を受けてみてほしいものです。
[PR]
by fuji69fes | 2011-10-31 09:21 | 治療室より
<< 折れてたみたい… 天気いまいち・・・ >>