根気よく、行うと…肝虚証の人のお話

五行  木  火  土  金  水
五臓    心  脾  肺  腎
五腑    小腸 胃 大腸 膀胱
五官    舌  唇  鼻  耳
五竅   舌  口 鼻  耳
五役  色  臭  味  声  液
五主   血脈 肌肉 皮  骨 (髄)
五支    毛  乳  息  髪
五色    赤  黄  白  黒
五味  酸  苦  甘  辛  鹹
五声  呼  言  歌  哭  呻
五志    喜  思  憂  恐
五精    神  意智 魄 精志
五労    視  坐  臥  立
五季    夏  長夏 秋  冬
五方  東  南 中央  西  北

またまた五行色身体表です。

小難しく言うと皆さん「ぽかん」としてしまうので患者さんには肝の気というのは血流に
とても関係あると考えてもらってます。
精神活動にも非常に密接とも。

手仕事が好きな方、PCで仕事するかた、などにも久しく行う(長い時間なにかに勤しむ)
と筋肉が痛みますよ~(肩コリや腰痛、頭痛など)と患者さまに言っていますが、根をつめ
て眼や筋肉を使うと頭痛・肩こり、眼精疲労になるのは多くの方が経験していることと思い
ます。(久しく見ると心を傷るにも繋がりますけど。肝が虚すればその子の心もやられます)



胆というのは体の側面を走っている経絡で肝と表裏の関係にあります。
側頭部(耳の周りとか)の頭痛、肩コリ(僧帽筋上縁)なんていう症状や脇の下が引きつ
れる、太ももや足首の外側が痛いなんていうのは胆経の症状のことが多いです。

怒とあるのは怒ってるというのではなくて、きちんと、しっかりと、物事を遂行する意思
みたいなことを言っています。

色は皮膚の色。肝の蔵する血の配分(それにともなう伴う体液)が崩れると体表である皮
膚の色(顔色とか)に現れます。

魂(コン)というのは体内の気(無意識みたいなもの、血液や体液の循環といった体内を
めぐる循環器系、その配分)で肝虚になるとそのバランスが崩れてくると考えてください。

青というのは肝臓の色でもあるのですが、春に対応していると思ってください。青々と緑
が芽吹く季節とか。

爪は…爪が弱い人(色や形、線が激しく入っていたり、波打っていたり、巻き詰めになっ
たり)また、爪が気になって噛んだり、ついつい深爪しちゃう人なんかも肝の気の仕業だ
なあと僕は思ってますけど。

なにしろ、万物を五つに収斂しているので五行色体表だけから全部を知ろうとするとその
背景を知らないと理解は難しいのですけど、それにしても良くできている表だと僕は思っ
てしまいます。ツボだってその背景を知らないと「この症状にはこのツボ」なんてかんた
んな気持ちで刺激しても全然良くならないし、それどころか逆効果になることさえありま
すから。

ま、いろいろ適当に書き散らしてますが、先日、肝虚タイプの方と話をしたんですね。

そうしたら

「先日肩こり・頭痛に酷く悩まされて…」というので

「なにしたの?」と聞いたら

「クラフト教室に参加して…」

「あ~、それはそれは…」って。

興味あることながら、時間内にきっちりと遂行しようと手作業に勤しんだ結果・・・・
やりすぎちゃいましたねえ。

100%を目指すどころか、120%いや、1000%を目指してしまう肝虚タイプの方は、ほど
ほどでやめておくということがなかなか難しいのです。

肝の気が充実していれば凄い成果を残す成功者タイプでもあるのですが、血を使いすぎ
てしまうと肝虚となり筋肉に行く血が足りなくなり、眼もとても多くの血を使う器官ですか
ら、調子を崩します。

血の量が足りていても体内での血の配分が崩れていくので足元など末端が冷え、胸部
から頭のほうが熱くのぼせてしまっていたりとバランスが悪くなっていることが多いので
軽く運動をして全身のめぐりを良くしたり、のんびりお風呂に浸かって体内を程よい湯加減
と同じようにかき混ぜてあげれば良いのですけど。

かういう僕も先日のマラソンでどうも調子がおもわしくないまま「キロ6minは切っておかな
いと」、「仕事休んでるんだから完走だけはしないと」と準備不足を棚に上げ最後まで走っ
ちゃったものですからアキレス腱が肥厚して...階段降りるのにも一苦労です。

久しく行い、筋を傷りました、嗚呼。

何事もほどほどに…ですね。
良い勉強になりました。
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by fuji69fes | 2011-02-08 06:06 | 治療室より
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