口、喉の病気 ストレスと鍼灸治療

梅核気って聞いたことありますか?
ヒステリー球なんて言い方の方が知られているかもしれません。

喉に違和感を感じる、なにか詰まっているような。
飲みこもうにも飲み込めない、吐き出そうにも吐き出せない…

病院で診てもらっても喉になにも病気といわれるようなものは無い…

ストレス、自律神経の乱れなどによって起こる身体表現の一つとされているので
病院に行っても「なにも異常ありません」といわれたり、良くても「安定剤をお出し
しましょう」「心療内科を受診されてはどうですか」といわれます。
異常ないと言われるだけより、安定剤を処方されたり、心療内科へ紹介状を書いて
くれた方が親切かもしれないとも思うのですが、いまだ、人によっては「気が変」と
思われたと不快になる方もいるのでお医者さんも大変なようです。

なので、異常ないと言われた方は別のお医者さんに行ってみると安定剤やらで楽に
なるかもしれません。安定剤がイヤというかたはこの続きをちょっと読んでみてくだ
さい。





この梅核気。

確かに西洋医学的な見解ではストレス、自律神経の不調となります。
ストレスを悪とする西洋的な一面も見えるので、和を尊ぶ日本人のメンタリティに
沿った解釈なのかと少々疑問も残りますが。


ストレス状態、自律神経の乱れなどは周りの環境や抵抗力とのバランスが崩れても
起こります。
温度、乾燥、湿度、騒々しさ、明るさ、暗さ、栄養不足、はたまた栄養過多、ホルモン
バランスの崩れ、運動不足、反対に肉体疲労。

環境とは外的な環境と内部環境両方ですから。


東洋医学では病因を内因、外因、不内外因に分けます

内因は感情の偏りが病因となるという考え方で、怒、喜、思、悲、憂、恐、驚など
があるとされ、七情ともいいます。

外因は外界の温度、気圧、湿度などの変化の影響で発病する因子のことです。
風・寒・暑(火)湿・燥それぞれを邪気として外邪とか六淫と言います。

※~治療のベッドはこの外邪を徹底的に排除した状態が望ましいのでこの時期寒さ
を感じる治療室はもってのほかです。鍼灸うんぬんより環境そのものが医療でなけ
ればならないのです~

不内外因は内因でも外因でもなく、飲食と労倦のことです。
飲食は食べ過ぎ、栄養不足、食中毒、古典では五味の加不足、寒飲食、飲酒など。
現代的には医薬による医源病も含んで良いでしょう。
労倦は外傷、労働による疲労など、それに手術後の後遺症なども含めて考えます。



喉の症状でも直接腫れていたり、熱があれば咽頭炎とかですが、先に述べたとおり
喉に異常は認められないわけです。

この喉付近の神経支配は三叉(さんさ)神経(第5脳神経)でこの三叉神経の機能は
顔面と前頭部の皮膚感覚、咀嚼、嚥下運動に関与していて、眼神経、上顎、下顎の
3枝にわかれます。それで三叉といいます。

この三叉神経に問題があると頭痛、口が開けにくい、 歯痛、 顔の痛み、 目の痛み
口の乾燥 においが鈍麻するなどの症状が発する可能性があります。

ストレス下にあるとこの三叉神経領域になにかしら症状が出る人がいます。

え、そんな話聞いたことありますって?
それは去年の那覇マラソン前後の僕の話ですね(笑)

この三叉神経領域は経絡でいうとほとんどの経絡が流れる場所(ツボではなく経絡)です。

いろいろ書いてますが、上記のバランスの崩れ、東洋医学では陰陽のバランス、五臓の
バランスの崩れですが、特にこの梅核気やストレス、自律神経失調などは肝の気のしわ
ざが多いです。


このブログにもたびたび登場してくる肝の気、僕も含め肝虚タイプの患者さんがなぜか
鍼灸院にはよくいらっしゃる。(うちだけでしょうか?)
それと脾虚の患者さん(自律神経症状の女性は脾虚と肝虚が多いですね)

ストレスかな?と感じているとき、喉に違和感を感じたりしませんか?

病院での検査に異常がなく、喉の違和感や心窩部の痛み、舌が動きにくい、顎の症状が
頻繁に起こる場合は梅核気かもしれません。
原因はストレス?いえ、肝の気のしわざかもしれません。

経絡の乱れを整えるといやな症状がとれた患者さんが多くいらっしゃいます。

ストレスを薬で緩和するのも背に腹は代えられぬ場合は仕方ないですが、それじゃイヤ
だという方、他に方法を知らない方に鍼灸治療によるバランスを整える治療が好評です。

ご相談お待ちしてます。



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by fuji69fes | 2011-01-25 04:02 | 治療室より
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