銀杏

銀杏
ギンアンと読まずにギンナンと発音するのは連声といっておフランスでは
リエゾンといったりするザマス。
銀杏並木はすでにハダカンボだし、季節はずれなことを書き始めてしまっ
たと思いつつ。

この銀杏、健康食品として売られていて患者さんからたまに聞かれます。

「どういった症状に良いのでしょうか?」って。

「いえ知りません」と知らんぷりしても良いのだけどそういうわけにもい
かないでしょう。

葉には13種類のフラボノイドとギンコライドという物質が含まれており、
血管拡張作用、動脈硬化の改善、鎮痙作用、血糖値正常化、活性酸
素除去作用、アレルギーの抑制作用、抗炎症作用等多彩な働きがあ
ると言われているそうです。
ナルホド、イチョウ葉は胃腸に良さそうです。

しもやけ等にも効果があるとか、又、葉には抗菌、防虫効果もあり、本
にはさんでおくと防虫になるらしいです。





さてイチョウ葉ではなく僕の好物、銀杏の方。

銀杏は中国の原産で1000年たっても実をつけるとも言われるイチョウ
の木は生命力の強さから精力剤に利用されています。
確かに鼻血出たことがありますけど、木の実っていうのはそういうもんで
すからね。生命力の塊です。

東洋医学的には「潤肺、咳止め」と肺の気の通りを良くすることに着目で
す。

肺の気は

宣発、粛降を主る
気を主る(呼吸を主る・一身の気を主る)
水道を通調す(通調水道)
百脈を朝じる
治節を主る

かんたんにいうと鼻口肌から酸素ととりいれ、お尻の方へ向って気を出し
ていく力。(エンジンなら吸気と排気ですね)

取り込んだ酸素を体全体に送る力(たいていは血液に載せて運ぶのでオ
イルポンプとエア&オイルフィルターみたいなもんです。心というエンジン
も関係しますけど)

汗出したり、皮膚を閉じて外から守ったり。

そんな働きを担っているのですけど寒く乾燥する季節にはどうも調子を崩
しやすい。
そんなときに天から授かりました銀杏が重宝してきたのかもしれませんね。

でも嫌いな人も多いあの臭い。銀杏なしで肺を滋養するなら…
肺を温めるにはヒーターで暖かい風を送っても無駄で、温めるという字に
あるように水分が大切なんです。
今となっては昔話のようなことですが、ダルマストーブの上のヤカンでお
湯を沸騰させながら洗濯物を部屋中に干し、湿度を高めて温めましょう。

ン?そう、今は加湿器がありますね。
この季節、オフィスはもちろん、お子さんがいるお部屋では是非。


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by fuji69fes | 2010-02-01 16:18 | 治療室より
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