あいまいに あいまいな

年の初めにネグレクトしない生活…
そのようなことを書きました。
それは縁あって治療にいらした方々への心構えみたいなものなのですが時に 
「どういうことですか?」と質問されたりします。
まあ、自分の気持にも正直でありたいという意味も含めているのですけどち
っちゃなこととして放っておくことあとで自分が苦しくなるし…





過去の治療、それは駆け出しからはじまって病院・整骨院・鍼灸院・開業
といままでを振り返って、一番気がかりだった治療というのは何だったか
過去の臨床ノートやカルテを整理しながら考えたんですね。

流れに任せすぎてしかるべきことを、しかるべくしないで曖昧に流してなか
ったか…。
大きな失敗につながらなかったからそれに胡坐をかいて放置していないか。

さすがにいっぱい出てきて、ひとつというわけにはいきませんでした。
そこは僕の力量不足、いくつかの対応にまいったなあというケースが見つか
ったのですけども。

患者さんの立場に立って治療をする
それが第一義なのですけどそれができなかったことが過去にはいっぱいあり
ます。

例えば寒がりの方への治療を涼しい場所で行うとか、気が立っている方の治
療の際に余計な物音を立てないとか、あたりまえなことなんですけどね。

忙しくしていると、また個人ならともかくスタッフが幾人かいると情報を共
有できなくて夏でも冷える方の治療をクーラー効かせすぎたり、神経を落ち
着かせたい治療をしている最中に余計な物音を立ててしまったりと鍼灸院に
あるまじき失態を繰り返してしまう。

こんなこと書くとお前のとこ大丈夫か?と言われそうですけど戒めが必要と
も思うので書いちゃいました。
まあ、そういったことを一人でやりたくてプライベート治療室を開設したの
で宣伝みたいなもんです。同じ轍は踏まないぞ、と。

僕も治療駆け出しのころは「なんで」と首をかしげたくなるような注意を受
けたり、怒られ方をしたりしたものです。

世の中に出ると皆そんな経験をするとは思いますが。
そういった些細なことを放っておくといつまでもスタッフ間の意識のズレは
広がったままだし、軋轢も生じてくる。
誰かが調整するべきであるのだけど…わからない上の立場の人とかいました。

「泳げる人に泳げない人の気持はわからない…」
それではいけないと思って仕事をするのが医に携わる者の立場だと思って仕
事にあたっているのですがどの世界でも「出来てきた人」で自信を持つ人は
ちょっと抜けているというか、足りないような気もする。
(え?そんなこと考えるなんてらしくない!とか言わないで下さいね)

まあ、そういったことを今年は詰めていかないとと思ってます。


振り返ってもうひとつ、

とある痛みで来られた方なのですが、幾度かの治療を施すなかで職場関係の
ハラスメントによりダメージを受けたメンタルへ面へのアプローチが必要で
した。

鍼灸治療に来る痛みのなかにはどうしてもメンタル面へアプローチする必要
のある症状が少なくないのでそれはそれで「お任せあれ」と引き受けたので
すが・・・。

幾度かの治療のうちにソフトランディングに至ったのだと思いたいのですが、
僕の中にはわだかまりというか解決できない想いが残りました。

それは加害者とされる人を僕が知っていたから。


確かに同じ職場の方が治療に来られることは多々あって、それぞれの愚痴を
聞いたりすることもあるのですけど時にキツイ話とか耳に入ります。

このケースでは僕自身どう対応すれば良いか迷いに迷い、僕自身がカウンセ
リングに通ったり、法的に対応するという現実策も考慮して法律家の友人を
飲みに誘って意見を聞いたりとずいぶん気忙しい状態になりました。


世の中に出てからずいぶんと曖昧さについて勉強させられ、曖昧さについて
のプロにまでなった気もしますが、青の時代のように風穴ぶち開けようと拳
握り締める気持ち捨ててはいません。
今年も明日でもう2月、曖昧さをそぎ落として身軽になって自分を前に進め
ようかなと思うのです。


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by fuji69fes | 2010-01-31 23:56 | 治療室より
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