ありえない事故

鍼灸院で女性死亡とのまことにショッキングな報道がありました。





正確には鍼灸接骨院に努める柔道整復師が鍼灸学校に学生として
通っているがまだ資格を取得しておらず、無免許であったということ
らしい。
しかし、無資格で治療にあたるのは禁止されているから論外なのは
勿論、別の資格で解剖の知識はあったはず、せめて人としてあたり
前の感覚を持ち合わせていれば防げたのではないか?
また、処置が早ければ気胸といえども最悪の事態は避けられること
も多いと思うのだが責任者、他の有資格スタッフはどう対処したのだ
ろうか?まさか国家資格保有者が知識がないとは思いたくない。
管理鍼灸師というのがその院にはいるはずで、最悪の状態になる前
に処置できなかったのか、不在だったのか、そういったことは報道さ
れていないのであれこれ考えをめぐらしてしまう。

いずれ、僕の属する鍼灸師会や団体から報告があるだろうが、柔道
整復師・鍼灸師・あま師が規制緩和で大量に排出され、臨床経験も
積む暇もなくいけいけドンドンで患者さんの治療にあたるのが目につ
く昨今の状況。

数年前に面接に行った整骨院は院内がとても寒く、動き回っている
スタッフはいいだろうが、これじゃ患者さんが冷えてしまうだろうとい
う寒さで、面接の途中で帰らせていただいたことを思いだす。

痛むとこだけ治療すれば良いと、回数券配って治療して良くならな
いなあと悩むこともなく次の患者さんの相手をするだけの院もあった。

道理に合わない治療を平然と、疑問に思うことなく日々繰り返してい
るだけの同僚jもいた。

最近は研修会に参加しても「これくらいダイジョウブ」的なノリというか、
それじゃ患者さんが辛いだろうと思わざるを得ない技術しか持たず、そ
んなのお構いなし、そんな治療家にも出会ったりする。


せっかく先人達が残した財産である。
その心と道理を学べば本来目指す良い結果に至ると思うのだ。

今回の残念な事故について忘れることなく鍼灸の啓蒙に努めたいと
思いました。





と書いてみて次の日考え直した。
報道されている推測は事実とは異なるかもしれない。
どこに鍼を刺入したのか、どういった治療を施したのか、そもそも治療
がきっかけとなったのか。
気胸かどうかもわからないし、仮に気胸でも自然気胸かもしれない。

無資格であったからこのように報道されたのかもしれない。
ボツになる取材なんて掃いて捨てるほどあるだろう。
皆「うーん」と感じ、「うーん」と納得してみたりしているのかもしれない。

確かに鍼治療は誤ると怖い。
人さまの体に鍼を刺し入れることが多い治療であるから細心の注意を
払う。
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by fuji69fes | 2010-01-16 22:58 | 治療室より
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