五色の散歩

ちょっと前に五色の食事について書きました。
五色の青は緑と置き換えられ、(青々と茂った・・・というやつです。)黒は濃い紫の場合
もあります(紫は高貴な色ですね)。

でちょっと触れていたお不動さんについて。



目白・目黒といった地名はお不動さんが置かれてあった名残(いえ、今もありますが)。
白と黒だけでなく目黄・目赤・目青もあるのですがあまり皆さんご存知無い?
僕もオートバイ雑誌にSRで江戸の不動尊を巡ると書いてあって知ったのですけどね。

僕は25歳の時から深川不動尊に年に最低3回は行くのですけど、そこで護摩焚きして
もらいます。
お部屋の中に貼るお札的なものもあって、それらは五色なんです。
初めて見たとき、それは知人が僕にと渡してくれたものだったのですがカラフルな配色
はかつて訪れたボダナートを思い出させました。
もしくは善光寺。

まあ、密教ですからチベットとも当然密な関係がありますし、そもそも、不動明王様はイ
ンドのシヴァ神の化身です。それらの源流となったかどうかは僕には勉強不足で解かり
ませんが五行説や陰陽道が大きく影響しているのは疑いの無い事実です。
古代アジアのスケールの大きさにはいつも驚かされます。


韓流ドラマなど見ていても五色文化が見て取れますし、天平の甍は観てないのですが
あおによしというのも赤と青(緑)で、たぶん様々な仏具に使われた金色=黄。

五行では四季の夏の後に土用が入り五季となりますが五色と関係させると春は青(緑)、
夏は朱(赤)、土用は黄、秋は白、冬は玄(くろ)。
ここから青春、白秋、玄冬などの言葉も派生しています。


いつもの如く話は逸れて行くばかり・・・・

五色の不動尊の話に戻します。

江戸の町を作ったのは建築家?学者?坊さん?天海なる人物。怪僧と言われ、大きな
力を呼び込む風水師とか陰陽師とか言われますが昔からお坊さんというのは地域での
争いごとの調停に出たり、養生を説いたり、過去帳も管理したり、読み書き教えたりと弁
護士・医者・役所・教師他なんでもござれの役回りですから高度な知識を詰め込む素養
があった能力の高い人だったのでしょうね。
一説には明智光秀だとか。
その江戸は風水都市といわれ、地の利の良くない江戸を運河をつくり、干拓を行い、霊
峰からのパワーを呼び込み、溜め込み、・・・・とか言われますが風水についてはわから
ないので興味あるかたは荒俣宏著「風水先生」でも読まれるとよいかと濁しておきます。

風水か否かは別として、五色の不動尊が江戸の町に建立されそれらが陰陽五行説・密
教的意味合いを持っていることは疑うことでもない・・・とまで書きながら単なる武蔵野との結
界説
なるものが浮上。

話は迷子になってしまいましたが、そんな説もあるのかあと思い出しながら仲冬の江戸を
散歩してはどうでしょうか?
一万歩どころじゃないですよ。
[PR]
by fuji69fes | 2009-12-09 12:21 | 治療室より
<< 国境の南 NAHAマラソン >>